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私設バラ園ディレクション(2025〜)
群馬県伊勢崎市にある私設バラ園「Mother's Garden(青木邸)」よりご依頼いただき、ガーデンエクステリアのディレクションに取り組みました。
《装飾-iron decoration-》
庭園と庭園を繋ぐ扉に嵌めるアイアン装飾のデザインに取り組みました。
マザーズガーデンの頭文字である″M″と″G″、県内外から大勢の来園者が訪れるマザーズガーデンでの人の営み、ご夫妻のお庭に対する愛、これらを有機的な曲線に託し、デザインコンセプトとしました。製線のデザインに取り組むのは今回が初めてで、最初から最後まで手探りでしたが完成の喜びはその分ひとしおでした。今回は6mmの線を採用し、白色の着色も別途お願いしました。
-Credit-
私設バラ園のブランディングと装飾デザイン
依頼主:マザーズガーデン(青木邸ご夫妻)
クリエイティブディレクション:吉井麻裕(マーネブランチ)
デザイン:吉井麻裕(マーネブランチ)
製作/アドバイザー:ベルツモア(廣町様)
施工:かないあきひろ(マーネブランチ)
個人邸ガーデンブランディング(2023〜)
群馬県高崎市にある個人庭園のブランディングをさせていただいております。(と言っておりますが私の実家のことです)
2つの庭園をご家族が協力して管理されており(と言っておりますが私の実家のことです)、まずはネーミングから携わらせていただきました。
100株を超える薔薇を中心にした小径のリズムが楽しい「ManeBranch(マーネブランチ)」。
さまざまな宿根草で彩られるイングリッシュガーデン「MercyBelle(メルシーベル)」。
どちらもこの庭園とは切っても切り離せない人物の名前をモチーフに、海の向こうの国々へのリスペクトと、日本庭園をルーツに作られている背景を併せてグラフィックに落とし込み、ロゴ制作までを一貫して行いました。
またこの庭園を訪れる花を愛する友人たちのため、ガーデンマップの制作も行っています。
マップデザインは、花の増減とレイアウトの変化があるため、毎年春にデザインを更新させます。バラの最盛期である春には、このマップを片手に庭園を散策される姿を見ることができます。
NANIGRAM(2024〜)
「パジャマより外着で、スーツより部屋着」をコンセプトにしたTシャツシリーズ。
「線と色であなただけの物語を」をコンセプトにしたバンダナシリーズ。
この2つを主軸に今後の展開が期待される、何無区発のアパレルプロジェクトを進行中です。
建築・環境デザインをルーツにする何無区が大事にしている「ダイアグラム」という表現ツール。"なんとなく"としか言い様のなさそうな感覚的な思いを可視化し、他者にその思いを届ける。その思いは根拠となって相手に伝わり、説得力として行動を促す。ダイアグラムが持つ可能性を何無区と掛け算して生み出されるのが「ナニグラム」と名付けたグラフィックデザインです。
心の中に浮かんでいるその思いに一瞬でも永遠にでも重なるナニグラムを届けたいと思います。
まちなか展覧会 「はてな解決研究所」(2021)
「街が進化し続けるための原動力を創り出すこと」を最大の目的に掲げたプロジェクト(以下PJ)で、着想の2021年には、実装化に向けた"まちづくりイベント"を開催することができました。
コロナ禍の公共の場における制約が当初の私たちの構想を少しばかり変化させましたが、日野市の方々の能動的な協力の元、準備から開催まで楽しく全力投球をすることができたのは幸運なことでした。
身近な物事の課題発見から解決までのプロセスを複数の展示とワークショップで体験できる屋外型イベントであり、(構想ではその展示類を地域の方々に出展していただく予定でした)この年は私たちが出展部分を全て担い、地域の方をお客様としてお招きする形となりました。
このイベントはあくまでも「なんで?」「どうして?」そんな"はてな"が頭に浮かぶ"きっかけの1つ"として仕掛けるもの。何かに疑問を抱くことを習慣化させ、長い時間をかけて、その考える癖が街への興味に変わり、個人の原動力となって街を動かすことにつながるのではないか。そんな仮説を実証するための研究PJでもありました。
構想:2021年06月
開催:2021年12月
collaborator:StudioMKlab*(学部生:7名/OG:6名)
制作物:
ハニカムボード什器
その他展示備品
フライヤー(町内掲示)
place:東京都日野市 カワセミハウス
project:実践女子大学研究推進機構 まちの居場所づくりプロジェクト2021
*吉井が主宰していた建築学生自主勉強会の名称(活動:2020-2023)
サインで繋がるまちの居場所 「光ぺい灯」(2023)
2022年は場所を埼玉県のデイサービスに移し、新たな居場所PJを実施しました。研究に協力して下さった"古民家デイいぶき"は、代表の直井さんを始めとするスタッフの方々の「福祉」や「介護」といったその生業に関する考え方が卓越しているだけでなく、「街」や「生活」といった、都市や建築に対する考え方までも熟考されており、すでにまちの居場所としての力が表層化していました。そのため、昨年のようなデザイナーがPJの主軸となる「主導型」ではなく、より居場所づくりの理想に近い「追従型」の姿勢で取り組むことを決め、より多くの人の興味をそそれるよう、仕掛けのテーマを「光」へ変えました。
イベントは濃密な時間と交流を創り出すことに成功し、地域の方々と施設を繋いだだけでなく、スタッフの方とそのご家族、入所者さんとそのご家族といった、この場所を内側から形づくる人々にとってもかけがえのない時間となり、これは私たちにとって予想を上回る産物でした。
またこのPJでは地域の方々を引き寄せる「光のサイン」として"光ペい灯"と名付けた24面体の紙製プロダクトを制作しました。当初は学生と施設スタッフの方で製作予定でしたが、スタッフの方々の「(認知症の)入所者さんでも、役割を分担させることで参加できる」との一言で、このPJに関わる全ての人の手で製作することができました。短期的に関わっている私たちでは行動に移せない気づきで、こういった「場所」や「人」が持つ力を引き出し生かす場を仕掛けることが、私たち部外者にできる居場所づくりなのだろうと、身が引き締まったことを覚えています。
【余談:いぶきと私】
パートナーの仕事の都合でたまたま伊奈町に引っ越しをし、面白い場所はないかな〜とGoogleマップをサーフィンしていて見つけた場所でした。気になって電話して、アポとってお邪魔してお話して....この時対応してくれた大塚さんは、得体の知れない私を温かく受け入れ施設を案内してくれただけでなく、「吉井さん、代表の直井と話が合う、絶対。」と、急遽車で隣の市の別の施設にいた直井さんのところまで連れて行ってくれ、なんやかんやあって、気付けばこんな風に濃密に関わることができました。声も人柄も優しさ満点な大塚さん、熱くて熱くて熱い直井さん、他にも、アイディアマンなスタッフの方、美味しい手作りあんぱんを作ってくれる管理栄養士さん、手先が器用でハイクオリティな手芸はお手のものなスタッフの方など、とにかく出会うことができて本当によかったです。この場を使ってこっそり愛を贈ります。衝動で動いてよかったと思える体験の一つです。
構想:2022年08月
開催:2023年01月
collaborator:
StudioMKlab*(学部生:3名/OG:2名)
和が家グループスタッフの方々・入所者さま
制作物:
光ぺい灯(オリジナルプロダクト)
フライヤー
place:埼玉県伊奈町 和が家の古民家デイ いぶき
project:実践女子大学研究推進機構 まちの居場所づくりプロジェクト2022
*吉井が主宰していた建築学生自主勉強会の名称(活動:2020-2023)